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ホームページを作るために必要なもの
ホームページを作るためには次の３つが必要です。 　�@ページの画面をつくるソフト＝エディタ 　�Aページをインターネットに公開するデータの保管の場所＝サーバー 　�Bエディタで作成したページをサーバーに送る（アップ）ソフト＝ＦＴＰ 　　　　　　　　　　　　　　********************* 　�@のエディタソフトの代表格は「ホームページビルダー」でしょう。ホームページを作るための機能が十分に備えられています。最新バージョンは「21」で、7,8千円くらいかな。 　ここで基本的な大事なことがあります。ホームページを作成するにあたり、あなたは本格的にプログラミングする技量を得たいと思っていますか。サイトの画面は「html」や「css」といった命令文で作られ、cssはhtmlをより細部にいたるまで指示することができる命令文です。ここでのテーマは「専門的な知識がなくてもホームページが作れる」なので、ほぼ初めての方を対象としてしていることをご了承ください。ただし、ホームページビルダーはどのレベルの方にも対応した素晴らしいエディタソフトだと思います。 　経費をかけずにページを作るには、パソコンで使っているワードやエクセルでも可能です。普通にワードやエクセルで文字を打って画像を貼って作成し、最終的な「名前を付けて保存」のときに「.html」の拡張子で保存すればよいのです。「○○○.html」のファイルがホームページで表示できるファイルなのです。 　　　　　　　　　　　　　　********************* 　�Aのサーバーですが、これは個人で所有するのは至難のものです。個人のデスクトップのハードディスクをサーバーにできるという話も聞いたことがありますので、できないと思っているのは私（筆者）だけかもしれません。 　基本的にサーバーはネット上にあるものを借用します。ここにあなたが作成した「.html」のファイルを格納しておきます。サーバーは世界中のネットワークと結ばれていますので、あなたや誰かがアクセスしてそのファイルをパソコンの画面に表示することができるのです。 　無料でホームページを作成できるサイトも多くあり、たいがいはサーバーも一緒に備えています。有料ですと相当な容量を提供してくれます。企業やたくさんの方に公開したい内容をもつ方には必要かもしれませんが、個人では無理をすることはありません。無料の場合、500mbから倍の１gbくらいの容量を提供してくれます。　（px＝画像の単位ピクセル） 　4,000px　×　3,000px　の大きな画像ですと５mb（メガバイト）くらいかな。 　400px　×　300px　の普通の画像ですと200kb（キロバイト） 200kbの画像はホームページでは大きい方です。この200kbの画像を５枚アップしますと、１mbの容量を使うことになります。単純に500mbならば2,500枚の画像をアップすることができます。ちなみに、文字は日本語の全角１文字が２b（バイト）です。 　fc2やアメーバなどが提供する無料のホームページ作成では１gbの容量が用意されています。wixやjimdoといったホームページ作成に特化したサイトでは無料プランで500mbとなっています。 　　　　　　　　　　　************************* 　�BのFTPソフトは、あなたが作成したホームページのファイルをサーバーへ格納（アップ）するための仲介役のようなソフトです。もちろんアップもダウンもできますし、削除操作もできます。ホームページビルダーやFC2、アメーバなどホームページ作成支援サイトの多くはこのFTP機能を備えています。また、独立したFTPソフトの代表格は「FFFTP」です。クライアント（あなた）とサーバーのファイルの格納状態が左右に表示され、操作ツールが上段にある使いやすいソフトです。私（筆者）はいくつかのホームページを管理していますので、それぞれの作成サイトのFTPを使わず、このFFFTPで一括管理をしています。 　以上のことから、専門的な知識も必要とせずに初めてホームページをつくる場合、３つの機能が１つになった作成支援サイトを選ぶことがお勧めです。こちらでは主にwixを活用してあなたのホームページ作りを支援していきます。理由としてはツールの直感的な使用感の良さとカスタマイズ（修正・変更）しやすさが挙げられます。
事前に準備しておきたいこと　−その１　画面構成
もし、自分のホームページを作ってみたいなと思っているとしたら、それはどのような内容でしょうか。
○自分の趣味を表現したい。 　　　○今考えていることや思うことを写真や言葉でまとめてみたい。 　　　○旅行やスポーツなどの体験記をつくってみたい。 　　　○育てている草花を図鑑風に整理したい。 　　　○ブログとは違ういくつかのページに分けての表現をしたい。 　　　○自分のセンスを育ててみたい。
次にどのようなレイアウトにしたいかを考えます。画面の構成を考えるのですが、大枠でよいでしょう。お勧めなのはネット上にあるサイトを見てみることです。その際にあなたが作りたいなと思っている内容をひと言でまとめた「キーワード」で検索します。あなたが自分のサイトをほかの方に見てもらいたいとするならば、このキーワードをどのように用意しておくかが大切になります。いくつかのサイトを見ながらあなたのサイトの画面構成を練ってください。
絵：「かわいいフリー素材集いらすとや」さん
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